再開の日が決まりました! 7月8日(日)です。

  • 2018.06.12 Tuesday
  • 19:30

 

お待たせしました!

 

海岸公園冒険広場の再開日時が確定しましたので、お知らせします。

 

 7月8日(日) 13時~ です。


震災前の思い出を持っている方も、初めての方も、皆さまの来園、お待ちしています!

 

海岸公園冒険広場HP:http://www.bouken-asobiba-net.com/bouhiro-top

 

震災前を知っている方は、雰囲気の変わりように驚くかもしれません。

まずは、周辺地域の様子と冒険広場に入ってから奥まで見渡せる景観という、全体の雰囲気に。

 

そして、穴もなく、手作りの小屋もない、「キレイ」な冒険遊び場まわりの雰囲気に。

 

でも実は、2005年の開園時も、冒険広場はキレイな公園でした。

そこから、みんながいろいろな「やってみたい」を持ち寄り、表現するなかであの雰囲気になりました。

再開後の公園も、そんなふうに一歩いっぽ歩みを進めていくことになると思います。

 

開園直後の公園を見ておくことで、「変化する公園」「進化する公園」を実感できるかもしれません。

まずは一度、足を運んでみてください。

そして、こんなことをしたいな、あんなことができるかな、…と、大いに夢をふくらませてください!

 

スタッフ一同、皆さんと夢を語り合えるのを楽しみにしています。

 

 


 

それにしても、東日本大震災で休園してから7年4か月、2676日ぶりの開園です。

その日を前に、緊張しつつ、気持ちを新たにしています。

プレーリーダー 根本暁生

再開まで、あと一歩です!

  • 2018.04.01 Sunday
  • 20:00

震災発生以来、海岸公園冒険広場を気にかけていただいていた皆さまに、ご報告です。

 

いよいよ今年の7月、冒険広場は再開する運びとなりました。

再開に向け、本日4月1日より私たちも指定管理者に復帰しています。

あの大津波の襲来を受けてから7年余り。決して短くはない時間でしたが、今になると、あっという間だったようにも思えるのが不思議です。

 

本日の冒険広場の写真を何枚かご紹介しますね。

 

 

 

震災復興の事業は基本が「復旧=元通りに戻す」ことなので、ふわふわドームをはじめとする大小の遊具も、デイキャンプサイトも、ほとんど元と同じように揃っています。ただ、アクセス路の県道10号線がかさ上げされるのと合わせ公園もかさ上げされたこと、何よりまわりの海岸林のほとんどが流失したことで、公園の雰囲気はガラッと変わりました。

 

震災前の思い出を持っている皆さんには、どのように感じられるでしょうか?

 

周辺地域をあらためて見ると、すぐ近くにもっとあったはずの住まいが大きく減っています。

冒険広場のある井土地区も、一部防災集団移転の対象になりました。

 

元々暮らしていた地域に戻って来れない人もたくさんいるなかで公園が再開することには、 正直複雑な思いも持ちます。

ですが、だからこそ再開する冒険広場は「地域とつながり、地域に活気をもたらす公園」になるよう、そのあり方を探っていきたいと思っています。

 

そしてそのためにも、 子どもが自由に遊べる場としての役割を、しっかりと果たしていきたいと思います。

「被災したから応援しよう」という文脈に頼らない価値のもとに生まれる営みがあってこそ、力を得る人がいて、元気になる地域があるとも信じています。

 

 

これまで応援していただいた皆様、ありがとうございました。

そして、これからもよろしくお願いします。

海岸公園冒険広場は、来園者とつくっていく公園。つくり続けていく公園。

これから始まる新しいストーリーを、一緒につくっていきましょう!

 

 

プレーリーダー 根本暁生

 

冬のぼうひろ・藤塚・貞山堀

  • 2018.02.04 Sunday
  • 21:53

今日はぼうひろ(=海岸公園冒険広場)とその周辺地域の、冬の生き物調査を実施しました。

ぼうひろが仙台市沿岸部の鳥たちにとって大切な拠り所になっていることを、あらためて確認することができました。

 

ぼうひろのまわりを囲む竹藪や樹林は、鳥たちを天敵や風雨から守る役割を果たしています。

冒頭でお見せしたシジュウカラ(撮影:新野 聡 氏)をはじめ、今回もさまざまな種類の鳥を確認することができました。

 

アオジ(撮影:新野 聡 氏)

 

ホオジロ(撮影:新野 聡 氏)

 

ヒヨドリ

 

シメ

 

東日本大震災発生後に植樹した木々も、6年半の月日を経て大きく成長してきました。

やがてぼうひろを囲む樹林となって、鳥たちの大事な居場所になっていくことでしょう。

 

今日はぼうひろの他、藤塚から井土浦にかけて任意踏査も実施しました。

ここでも様々な鳥たちと、少ないながらも水生生物を確認することができました。

 

様々なカモ科の鳥たち

 

コサギ

 

カワラヒワの群れ

 

群生する茅の中を飛ぶトラフズク。2羽います。(撮影:新野 聡 氏)

 

タマキビガイ(撮影:紺野 広昭 氏)

 

さらに、藤塚とぼうひろのあいだの貞山堀、そしてそこと二郷堀を結ぶ導水路も調査しました。

鳥や水生生物のほか、仕掛けていたセンサーカメラでキツネとタヌキの動画を撮影することにも成功しました。

写真は貞山堀で確認することができたシモフリシマハゼ。

 

貞山堀の上を飛ぶカルガモ(撮影:新野 聡 氏)

 

土手の上で見かけたムクドリ

 

導水路で確認したスジエビ

 

キツネ

 

タヌキ

 

遅くても今年の夏には再開する予定のぼうひろ。

みなさんもこんなさまざまな生き物を探しに遊びにきてくださいね。(めん)

ぼうひろのそばの湿地で

  • 2017.08.23 Wednesday
  • 14:57

8月20日に実施したぼうひろとその周辺地域の生物調査で、カヤネズミの巣を見つけました。

 

見つけた場所は、ぼうひろのそばの小さな湿地。

カヤネズミは、湿地に生えるスゲの茎に巣をつくっていました。

 

発見者は、いつもこの調査に協力してくださっている富樫 悦夫さん。(写真 右)

富樫さんによると、これまで日本のもっとも北で発見されたのは宮城県の川崎町や名取市。

今回の発見は、その記録を更新する大ニュースなんだそうです。

 

この小さな湿地には、ほかにもたくさんの生物が住んでいました。

例えばこの光沢がきれいなツマキホソハマキモドキ。(撮影 紺野広昭さん)

湿地に生えるショウブの葉が大好物。

 

植生が豊かな水辺を好むマイコアカネ。

 

アマガエル。

 

このような多様な生き物が暮らす小さな湿地は、いま消失の危機を迎えています。

周囲のぼうひろや植樹地より低い位置にあるため、土砂が流入して埋まってしまう恐れがあるのです。

まもなく再開するぼうひろに遊びにくる子どもたちが、湿地の生き物の出会う機会をつくるために、私たちにできることをしていきたいと考えています。

(めん)

 

※みやぎ地域復興支援助成金を受けて活動しています。

 

井土浦の生物相が豊かになってきています

  • 2017.05.21 Sunday
  • 21:47

海岸公園冒険広場や貞山堀、井土浦の干潟でいつもの生物調査をしてきました。
井土浦では、これまでよりずっと陸側に近いところで、シギやチドリの仲間を確認することができました。
このことから、カニや貝など餌となる干潟の生き物も、これまでよりずっと陸側まで進出してきていると考えられます。
協力して頂いた専門家の方のお話によると、ゴカイなど餌となる生き物の種類がもっと増えれば、さらにシギ・チドリの種類も増えるのではないだろうかということでした。
(めん)

閉校後初めての「東六郷小であそぼう!」

  • 2017.05.13 Saturday
  • 16:09

もう1ヶ月以上たちましたが、3月31日は、特別な年度末でした。この日、仙台市若林区にある東六郷小が六郷小に統合されその歴史を終えたのです。
東六郷小は、私たちが運営していた「海岸公園冒険広場」も学区に含まれ、震災前からさまざまな交流のあった学校です。豊かな自然に囲まれ、地域にも愛され、とても素敵な小学校でした。ですが、6年前の大津波で学区全域が被害を受けて転居せざるを得なくなった方も多く、残念ながら閉校となりました。

 

この東六郷小の校庭敷地内で、私たちは去年の夏から月1回の遊び場活動を続けています。小ぢんまりとしてではありますが、東六郷小の子も六郷小の子も、近くの子も東六郷小学区外に暮らす子も遊びに来て、ちょっとした交流の場になっています。震災以降、区内でも多くの場所で巡回型の遊び場を続けていますが、ここほど広々とした自然豊かな環境は他になく、時には校庭の外にも繰り出して、のびのびと遊んでいます。

 

4/30(日)は、閉校後はじめての「東六郷小であそぼう!」でした。

 

天気にも恵まれ、また、今年は圃場整備の工事が始まるので水が流れないと思っていた隣の水路にも、広瀬川からの水が届き…

 

   ↓
朝から生き物探し。
カエルの卵、カエル、ザリガニ、ドジョウ、…見慣れている子も、初めての子も、楽しんでいました。
泥の中には、水のない季節を乗り越えたドジョウが…。

 

 

 

近所のおじさんも「何かいたかぁ?」と出てきて、
「昔はもう少し幅があって、泳いで遊んでたんだ」
「二百十日を過ぎると、水路の水を使わなくなるから、水路をせき止めて水をかき出して、ナマズやコイとか捕まえたもんだ」と教えてくれました。

 

 

 

それぞれ、タンポポを集めたり…。

 

 

 

お、四葉のクローバー!(左手のカエルは離さないのね…)

 

 

 

いつものように、たき火も。「オレ、焼肉食べる!」と調達してきた子。

 

 

 

おばあちゃんに教えてもらったと、葉っぱを編む技を見せる子も。
「これでドジョウとか捕まえられるんじゃない」と。

 

 

 

校庭。元東六郷小の子も、前から六郷小の子も、未就学の子も一緒に…。

 

 

 

子どもたちに戦わされているザリガニ…。
こちらはザリガニ釣り。一緒に来たお母さんも熱中してました。

 

 

 

この日は、ちょうど近くの日吉神社境内で「春の昼市」が開かれており、その足で訪ねてくださった方も。できたばかりのコミュニティセンターでは剣道の練習が行われていて、待っている間のご家族が散歩していたり…。
いろいろなキッカケが組み合わさり、以前のように人の交わる場になることを願っています。

 

==========

 

街のような便利さはないけれど、例えば子どもが遊ぶ・暮らすという視点から見れば、とても魅力的な地域。遊び場を通して感じてきたその魅力を、伝えていきたいと思っています。そして、小さくとも人が集まれる場づくりを継続していきます。

 

新たな津波避難施設も隣に完成したため、東六郷小の校舎は間もなく解体される予定ですが、それまでの間は旧東六郷小校舎に見守られながら遊べます。今のところ、5月14日(日)と6月11日(日)の2回は、校庭を使える見通しです。
ぜひ足をお運びください。

 

※「東六郷小学校であそぼう!」は、日産プレジデント基金の助成を受けて実施しています。

 

 

(根本)

小鳥たちの居場所としてのぼうひろ

  • 2017.02.23 Thursday
  • 17:37
2月19日(日)、海岸公園冒険広場「ぼうひろ」とその周辺の井土地区・藤塚地区で生物調査をしてきました。
専門家の協力を得て、いまどんな生き物がどのような場所で生きているのか調べてきました。

いま、ぼうひろとその周辺の環境は大きな改変が加えられています。
ぼうひろは駐車場・デイキャンプ場の盛り土工事が進められています。

周囲では海岸防災林の植樹地の整備が進められています。

そんな中、震災前とほとんど変わらない環境を維持している場所があります。
ぼうひろの樹林や竹やぶ、笹やぶです。

このような環境では、小鳥たちが哺乳類や猛禽類といった捕食者に襲われるリスクが低くなります。

周囲の植樹地が十分に成長するまで、ぼうひろはこのような小鳥たちにとってかけがえのない居場所になると考えられます。
(めん)

震災以降、初めて見られる稲穂の波

  • 2016.10.04 Tuesday
  • 08:22

芋煮会シーズンになりました。 昨日はよい天気でしたが、震災前であれば、デイキャンプ場は全て埋まり、冒険遊び場・遊具広場も賑わっていただろうな…と想像していました。

稲刈りも、真っ盛りですね。被災農地が全て復旧してまだ2年目。黄金色の稲穂が一面に広がる光景を見ると、うれしくなります。

写真↑は、冒険広場すぐ南側の田んぼです。2014年に農地として復旧し、去年初めて稲も植えられましたが、このように全面で稲穂が揺れる光景は、震災前の2010年以来6年ぶりです。

こちら↓が、2010年の様子。(当時の記事はコチラ

こうして並べてみても同じ場所だとはわからない感じではありますが…。
それでも、稲穂が揺れる様子に、かつてを思い出し、懐かしさを感じました。

公園の再開は再来年、豊かな海岸林が戻るまでにはまだ何十年もかかりますが、「いつかまた見られる」そう信じながら、共に歩んでいきたいと思います。

(ねもと)

開園11周年、海岸公園冒険広場の今

  • 2016.07.23 Saturday
  • 08:45

海岸公園冒険広場は、2005年7月23日に開園してから、今日で11周年を迎えました。

2011年3月11日以降の休園はもう6年目。間もなく、開園していた期間よりも休園期間の方が長くなります。でも、2018年の再開に向け、復旧・復興工事は着実に進んでいます。 2016年の5月には、海側の高台部分について「避難の丘」としての整備が完了しました。

「避難の丘」は、仙台市が東部沿岸地域の海岸公園で合計4カ所整備を進めていますが、今回はその第1号となりました。最も海側にあった「冒険展望台」のある丘(標高約15m)の部分が広くなり、約700人が避難できるようになりました。

6月の仙台市政だよりの表紙↑をご記憶の方、あれが冒険広場の「避難の丘」です。(なお、公園再開までは、緊急時のみ利用可能となります。)

 

今年度は、いよいよデイキャンプ場・駐車場・管理棟などがあった県道側の部分のかさ上げ・復旧工事が始まりました。

あと2年。ようやく再開を感じられる時期になってきたように思います。

 

まだ「間もなく」とは言えない時間がありますが、震災以降私たちは「仙台市海岸公園冒険広場サテライト業務」として実施する「七郷あそび場」をはじめ、冒険広場周辺地域で巡回型の遊び場活動に取り組んでいます。よろしければ遊びに来てください。

そのほか臨時で仙台市内外各所に行くこともありますので、お越しの際はぜひお声掛けください。

(詳しくは、当会HPをご覧ください。)

 

(ねもと)

今日で、ぼうひろは満10歳になりました!

  • 2015.07.23 Thursday
  • 23:54
今日、2015年7月23日は、海岸公園冒険広場がオープンしてからちょうど10年になる日です。
海岸公園冒険広場は、東日本大震災で被災し現在は休園中。満10歳の日を、冒険広場で遊ぶのを楽しみにしていた皆さんと現地で迎えられないのが、残念です。

でも、朗報もあります。この秋、いよいよ冒険広場の再開に向けた復旧工事が始まることとなったのです。
これから2年半をかけて、冒険遊び場・デイキャンプ場・遊具広場はそれぞれもとのように整備されていきます。
もちろん、失われてしまった周囲の松林はすぐには元のようには育ちません。冒険広場と切っても切り離せなかった豊かな自然の再生には時間がかかるでしょう。でも、今年は農地に関しては全て再開し、地域には色が取り戻されてきたようにも思えます。やっぱり、田んぼに稲が育っているのは、いいですね!

最後に、一つご紹介。一番上の写真に写っているのは、震災後実生で出てきた松です。展望台の北側の斜面に生えています。
そしてここは、あの3月11日に津波が到達したライン上になります。枯れ枝や松ぼっくりなどが流され、堆積していたところです。「その日に運ばれた松かさの中の種が芽を出した」のかどうかは確かにはわかりません。でも「自分の力ではどうにもならないものに翻弄されつつも、負けずに生きていく」そんな自然の力強さも感じさせられます。

2018年予定の再開の時には、どれだけ大きく育っているか。
皆さん、ぜひ、見に来てください!


 
2015年6月29日撮影


  2011年3月11日撮影の浸水ライン

  2011年4月28日に、浸水ライン痕跡を保存


 

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